「LINUXデバイスドライバ 第3版」を参照するばあいに、今 後は「L.D.D.3」と略記することにする。
前回の実験のレポート課題で問題にしたregister_chrdev()と unregister_chrdev()は、将来のカーネルでは無くなっていく。
そこで、今回の実験ではcdevインターフェイスを使う方法を考える。
これは、「L.D.D.3」の55頁「3.4 キャラクタ型デバイスの登録」や
http://lwn.net/Articles/driver-porting/
(Porting device drivers to the 2.6 kernel) の記事や
http://lwn.net/Articles/49684/
(Driver porting: Char devices and large dev_t)などを
参照する。
今回の実験(11)ためのディレクトリLab11を作る。前回の実験で作成
したLab10のMakefileとdio_drv.cをコピーしてから、
実験(11)のディレクトリLab11に移る。