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削除処理

キャラクタ型デバイスドライバの削除処理は次のような順番で行う。

  1. キャラクタ型デバイスドライバの非活性化
  2. デバイス番号の解放

$\bullet \ $キャラクタ型デバイスドライバを非活性化するには次のような関数を使って行う。

	void cdev_del(struct *cdev);

引数(パラメータ)は次のような意味を持つ。

cdevは、cdev構造体へのポインタである。

この関数の実際の適用を、次のようにする。

static struct cdev char_dev;

  cdev_del(&char_dev);

$\bullet \ $デバイス番号を解放するには次のような関数を使って行う。

	void unregister_chrdev_region(dev_t from, unsigned count);

各引数(パラメータ)は次のような意味を持つ。

fromは、解放する最初のデバイス番号である。

countは、fromから連続して解放する数である。

この関数の実際の適用を、次のようにする。

#define DEV_COUNT 1
static dev_t dev_num;

  unregister_chrdev_region(dev_num, DEV_COUNT);



MANOME Yoichi 平成19年1月6日