Linuxのユーザ空間で動作させるアプリケーションを作成する。
処理内容としては、基本動作を確認するために、実装したread
を呼び出し、CHK-2101(スイッチ & LEDテストボード)の入力スイッチから
1バイトのディジタル値を取得し16進数と10進数で表示する。
以下のコードを記述し、dio_tst.c
というソースファイルにする。
最初にテストプログラムdio_tst.c
を次のようにコンパイルする。
# make
コンパイルでエラーが出なければ、実行可能イメージとしてのdio_tst
ア
プリケーションが生成されているので、念のためls
コマンドで確かめる
こと。
CHK-2101(スイッチ&LEDテストボード)の入力スイッチ1から8までを使って、任
意のディジタルデータを設定する。
例えば、スイッチ2とスイッチ4をONにして、次のように
# ./dio_tst
を実行すれば、
[dio_open] ga Yobareta. [dio_read] ga Yobareta. read data = A h read data = 10 d [dio_release] ga Yobareta. |
と表示されるはずである。
失敗したばあいは、ドライバ(dio_drv.c)が誤っているか、アプリケーショ ン(dio_tst.c)が誤っているか、あるいは、実験装置の 電気的接続が不良あるかなどを総合的に考えること。