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システムコールの実装(その4: dio_ioctl)

実験(9)までのデバイスドライバでは、システムコールのreadwriteは データの入出力をバイト単位で処理していた。その次の実験(10)では、 dio_read関数とdio_write関数を書き直すことにより、ビット単 位でもデータの入出力が行なえることを確認した。

標準的なデバイスドライバでは、1ビット単位でランダムにデータ操作やデバイ スの制御をおこなうような機能を実現するばあいには、一般にioctlシス テムコールを使う。

今回の実験では、dio_read関数とdio_write関数にはバイト単位 の入出力処理を行わせ、ビット単位での入出力を処理するためには、新たに dio_ioctl関数を実装することで対処することにする。



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MANOME Yoichi 平成18年12月25日