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アプリケーションの作成

Linuxのユーザ空間で動作させるアプリケーションを作成する。

処理内容としては、基本動作を確認するために、実装したwriteメソッド を呼び出し、1バイトのデータとして2桁の16進数の数値をスイッチャー(CHK-2101) へ出力する。

次頁のコードを記述し、dio_app.cというソースファイルにする。


\begin{boxedminipage}{\textwidth}
\begin{verbatim}...

最初にアプリケーションdio_app.cを次のようにコンパイルする。

     # make dio_app

コンパイルでエラーが出なければ、実行可能イメージとしてのdio_appア プリケーションが生成されているので、念のためlsコマンドで確かめる こと。

     # ./dio_app

を実行すれば、

     [dio_open] ga Yobareta.
     2 Keta made no 16 ShinSuu:

と表示されるはずである。

ここで、次のようにffとキーインすれば、

     [dio_open] ga Yobareta.
     2 Keta made no 16 ShinSuu: ff
     number=ff
     [dio_write] ga Yobareta.
     [dio_release] ga Yobareta.

と表示して終了し、スイッチャー(CHK-2101)の出力側LED(33 〜 40)が全て点灯 しているはずである。

他の1桁16進数や2桁16進数もキーインして、動作を確かめること。



MANOME Yoichi 平成19年1月6日